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南中探訪その① ~古墳のある学校~

これからシリーズで『南中探訪』と題し、南中に関する事柄の歴史や様子等を掲載していきます。1回目は、南中学校校地内にある古墳についてです。

 

以下、古墳周辺に掲載されている内容抜粋

 附川1号墳は、この付近に多くある古墳の一つです。本校敷地内にあり、昭和33年に学校建設のため発掘調査されました。この古墳は、直径13m、高さ2.4mの円墳です。内部主体は、凝灰岩質砂岩の切り石を使用した横穴式石室です。

 この古墳からは、鉄鏃、装身具及び人骨が出土しています。附川古墳群の周辺には、数多くの遺跡が点在しています。附川遺跡(縄文時代後期)は、附川古墳群と重なっています。南中学校の校庭には、方形周溝墓と呼ばれる墳丘のない古墳があります。

昭和五十四年三月 東松山市教育委員会

 

 

数十年前に新しい校舎に建て替えられ、古墳周辺も整備されましたが、建て替え前の校地内にもしっかりと存在しています。(以下写真参照)

校舎建て替え前の南中学校です。懐かしいと思う方も多いかもしれません。

 

時々、大学等から調査・見学依頼があり、来校されることもあります。古墳のある学校・・・珍しいですね。今後も大切にしていきたいと思います。